こんにちは、ぽちょこです。
アリエクを利用したことがない方も利用したことがある方も不安なのが、頼んだ商品が届かなかった、違うものが届いた!などのトラブル。
ほとんどのものはちゃんと届くのですがこういうトラブルももちろん可能性としてはあります。そんな時どうしたらいいのか、日本語しかわからないけど大丈夫?と思った方は是非読んでみてください。
そもそも紛争って何?
紛争と聞くとちょっと物々しい感じがしますが、アリエクユーザーにとってとても大事なお助けシステムです。何かトラブルが起きた時はこのシステムを使います。商品が届かなかった、違うものが届いたなどのトラブルの際に、返金や代替品の発送を要求できるシステムです。
商品発送から10日経つと紛争可能に
セラー(販売者)が商品を発送してから10日経つと紛争が可能になります。なので発送されてすぐに紛争できない!と焦らないようにしましょう。
すぐに受理されるとは限らない
紛争を開始しし返金申請をした場合、セラーが承諾した場合はすぐに返金の手続きが行われます。ただしセラーから「もう少し待ってみてほしい」などと言われすぐには返金されない場合もあります。その場合はセラーに従いもう少し待ってみるか、根気強く紛争してみましょう。
このように返金や代替品の発送などがなかなか受理されない場合は納得のいくまで何度でも紛争できるようになっています。最終的に折り合いがつかなかった場合、AliExpressが仲介に入ってくれるようになっていますが、大抵のセラーは何度か紛争していればそのうちに返金してくれることがほとんどです。
ちなみにセラーから5日間返信がなかった場合は自動的に返金となります。
AliExpressには紛争は概ね3〜15日ほどで終わると記載されています。
どのタイミングで紛争すればいい?
配達予測時間を大幅にオーバーしたら
一つの目安となるのが追跡ボタンを押した時に表示される「配達予測時間」という欄です。
ここにある追跡ボタンを押す。
配達予測時間というものが表示されます。この画像の場合は11月1日。結構前後しますが、これを大幅に遅れてきたら要注意です。
注文から75日経過したら
もう一つの目安は商品を購入してから75日間は保護期間というものがあり、その期間を過ぎても届かなかった場合。この場合は必ず紛争しましょう。
紛争の手順
「紛争を開始します」ボタンを押す
注文詳細画面にある赤丸の部分の「紛争を開始します」というボタンを押します。
払い戻しか返品かなどを選択
赤丸の「払い戻しのみ」か「払い戻しと返品商品」のどちらかを選択します。
基本的には
・商品が届かなかった場合⇨「払い戻しのみ」
・商品が届いたが返品して返金して欲しい場合⇨「払い戻しと返品商品」
基本的にはこの選択になりますが、返品の場合は送料を負担しなければならないケースも。そもそも外国に荷物送るのとかよくわからないって場合がほとんどだと思いますので、基本的には払い戻しのみで大丈夫です。送料負担とまでなると、全額返金とならなかった場合でもこちらの方が安くつく場合も多いです。
またセラー側も返品の方が面倒なのか返品を希望しても、返品しなくていいから一部返金という提案をされる場合もあります。
「払い戻しのみ」を選択すると、下に「あなたのオーダーを受け取ったか?」というちょっと謎の選択肢が追加されます。商品を受け取りましたか?ということなので、届いていない場合は「いいえ」を選択。届いたけけど問題がある場合は「はい」を選択。
返金、返品したい理由を選ぶ
「紛争原因」を押すと、理由を選択する欄が出てきます。この中から返金、返品したい理由を選択します。一つ前のオーダーを受け取ったかどうかの選択でここのタブに表示される選択肢が変わります。
受け取っていない場合
- 品質に関する問題
- Does not work properly(正しく動作しない)
- 奇妙なにおい、悪臭
- 商品が記載された内容と異なる
- 材料が表示された内容と異なる
- サイズが記載された内容と異なる
- ブランドが記載されあt内容と異なる
- モデルが記載された内容と異なる
- パターンが記載された内容と異なる
- 商品のパラメーターが記載された内容と異なる
- 電圧が記載された内容と異なる
- 破損した商品
- 破損した状態で商品が届いた
- 擦り傷が付いた商品
- 偽造品
- 偽造品
- 数量不足
- 商品が見つからない
- パッケージが空である
商品を受け取っている場合
- 物流追跡問題
- 購買保護期間が切れましたが、パッケージはまだ輸送中です
- パッケージはもう配送会社により売り手に返送されました
- 追跡情報ありません
- 通関問題
- 税関はパッケージを保留しています
- パッケージの送付先が間違いました
- パッケージの送付先が間違いました
という選択タブが表示されますので、状況にあったものを選びます。
例えば
- 届かなかった場合⇨「物流追跡問題」を選択。下のタブは「購買保護期間が切れましたが、パッケージはまだ輸送中です」を選択。
- 違うものが届いた場合⇨「商品が記載されたものと異なる」を選択。下のタブには色やサイズ、何が違ったかなどを選ぶ。
などここは返金、返品したい理由を表示されるタブの中から普通に選べばOKです。
払い戻し金額を入力
入力欄の下に返金可能金額が記載されているので、とりあえず満額入力して大丈夫です。画像の場合1,286円となりますので、「1286」と入力します。
返金方法
払い戻し金額入力欄の下にあるのは返金方法の選択欄ですが、ここはそのままで大丈夫です。支払ったクレジットカードに3−20営業日でそのまま返金されます。という旨が記載されています。
払い戻し理由を書く
返金して欲しい理由を記載します。商品が届かなかった、違うものが届いた、破損していたなどです。英語で入力しますがGoogle翻訳などで日本語から翻訳した適当なもので大丈夫です。違うものが届いた場合写真を送る
違うものが届いたということがわかる写真をアップロードします。サイズが違った場合はサイズタグなどの写真を載せましょう。最大で5枚まで載せられます。
提出ボタンを押して完了
これで紛争手続きか完了です。あとはセラーの返信を待ちましょう。
セラーが返金してくれない時の対処法
割とすんなり返金を承諾してくれるセラーが多いのですが、中には
- 返金を受け入れてくれない
- ○○ドルのクーポンあげるからそれでチャラにして
- 半額、三分の一だけ返金する
- 電子マネーで返金するからアカウント教えて
などと言われる場合もあります。ちゃんと支払ったクレジットカードに希望の金額が返金されるまでめげずに紛争を続けましょう。何度か続けているうちに返金となる場合もあります。
それでもダメならAliExpressのマイページにあるセンターからAliExpressに直談判してみましょう。チャットでやり取りすることができます。
まとめ
- トラブルが起きても100%ではないが、大体は返金してもらえる。
- 紛争はそこまで面倒ではない。
- 証拠写真は大事(届かなかった場合は除く)
- セラーに言われるがままに誘導されないようにすることが大事。
- きちんと希望が通るまで粘ってみる。
開封動画を撮っておくと、破損していた場合なんかに有利になるようですが、いちいち届いた荷物の開封動画撮るのはかなり面倒なので私はやっていません。
トラブルが起こらないことが何よりですが、海外からの荷物ということでやっぱり不安はありますよね…。事実私も届かなかったケースや、違うものが届いたこともありますが、今のところ紛争でしっかりと返金されています。
トラブルが起きる確率、さらにそこから返金されない確率はかなり低いとは思いますが、万が一の時に焦らないためにも「紛争」という機能のことはしっかりと頭に入れておきましょう。
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