こんにちは、ぽちょこです。
ネイルがきれいだとテンション上がりますよね~。もう生きていくのに欠かせないいって方もたくさんいるはず。私もかれこれ10年以上セルフネイルを楽しんでいます。
とにかくネイルが大好きで10代からずっとサロンに行ったりセルフで楽しんだりしているのですが、20歳位のときにアレルギー発症してしまい一時は泣く泣く断念していました。
ですがやっぱりあきらめきれず何度か挑戦するもののどんどんひどくなる一方…ですがなんとかアレルギーでも使えるジェルはないかといろいろと探しては試してみた結果、4年ほど前にジェルアレルギーの私でもこれなら使える!というジェルに出会いました!それからまた月に一度セルフジェルネイルをしています。
ジェルアレルギーで悩んでいる方、この先アレルギーになってしまわないか不安な方にとってもおすすめです。※すべての方にアレルギーが出ないというわけではありません。
ジェルアレルギーとは
そもそもジェルネイルアレルギーって
一般的に「ジェルネイルアレルギー」とは、ジェイルネイルに関する溶剤や道具によって出るアレルギーのことを指します。今まで症状のない方でも急に症状が現れる場合もあり、一度発症すると治ることはないといわれているため注意が必要です。
原因は何?
主な原因とされているのが
- 効果のときのUVランプ(紫外線アレルギー)
- オフするときのアセトン
- 未硬化ジェルのふき取りクリーナー
- ジェルの成分
などです。
これららのアレルギー成分が皮膚などについてしまうことによってアレルギーを発症する引き金となってしまいます。
対処法はあるの?
まずは自分が何に対してアレルギー反応を起こしているのか知ることが必要です。
UVランプが原因の場合はLEDランプに変える、アセトンが原因の場合はノンアセトンでオフできるジェルに変える、クリーナーの場合はノンワイプトップジェルを使うなどで対処できますが、やっかいなのはジェルの成分の場合。
私の場合ジェルの成分に原因があったようで、かなり苦労しました…。
アレルギー発症するとどうなる?
大体の場合は強烈な痒み、水泡、皮剥けなどです。爪の周りが赤くはれ上がったりぶつぶつと水泡ができ、夜も眠れないほどの痒みだったりします。数日経つと治まる場合もありますが、水泡ができた個所が皮剥けしてしまったりと見た目もよくありません。なにより本当にこのかゆみがつらい…。私はアイスノンで冷やしながらなんとか過ごしていました。
これは数年前の私の指です。セルフでスカルプをしたんですが、強烈な痒みで耐えられずすぐにオフ。この画像ではわかりづらいですが、この数時間後には真っ赤に腫れ上がることに…。
ちなみにジェルよりもスカルプチュア(アクリル)の方がアレルギーが出やすいようです。とはいえ今スカルプする方あんまり見かけないですが。
アレルギーが出たジェル
アレルギーが出にくいと謳っていても残念ながらアレルギーが出てしまったものもたくさんあります。自分が何アレルギーかはっきりわかっていて、尚且つジェルの成分が全て表示されていれば避けやすいんですが、ちゃんとアレルギー検査をしているわけでもないし、成分が全て明記されているジェルってあんまりないんですよね。アレルギー対応となっていないの物たくさん試しましたがもちろん全敗。アレルギーが出にくいと言われていてもダメだったのはこちら。
ねいる屋さん セーフティージェル(ベース、トップ、カラー)
セーフティーという名前に惹かれて購入しましたが残念ながらアレルギーが出てしまいました。数年前のことなのでリニューアルされた今とでは違うかもしれませんが…。今見てみたらアレルギー対応とかそういうことは書いてなかったんですが、私が買った時は書いてあったんですが、今は書いてありませんでした。
トランプジェル(カラー)
アレルギーが出ないベース、トップを使用した上でトランプジェルのカラーを使用しました。こちらはアレルギーが出にくいものとしてよく挙げられるジェルですが、こちらもアレルギーが出ました。
グレースガーデン (カラー)
グレースガーデンのクリア系は良かったのですが、カラーは残念ながらアレルギーが出ました。グレースのカラージェルはプリティカラージェル、ラブリーカラージェル、グレースカラージェルと種類があるのですが全てで出ました。クリア系は本当にいいのでここでカラーも買えると楽なのになー。カラーも豊富なので本当に残念です。
私が実際に使って大丈夫だったもの
「アレルギーを起こしにくい」と謳っている商品はそこそこあります。ですがやはりそれでも残念ながら痒みが出てしまうこともしばしば…
久しぶりにネイルすると大丈夫だけど、何度か使っているうちに痒くなってしまうものも。その中で、月に一度ネイルを変えても大丈夫だったものがこちら。
ベース、トップジェルなどはグレース一択
カラーはダメでしたがトップとベース、スカルプチュアジェル、ノンワイプトップはこのグレースジェルが本当に優秀。グレースジェルのクリア系ジェルはHEMA、強いアクリル酸が使われていないというだけあってアレルギーが出にくかったです。ノンワイプは他のクリア系のジェルに比べて若干痒みが出る気もしますが、ふき取りの際に手の周りについてしまう方が怖いのと、かなりツヤが出るので使っています。気になる方は普通のクリアジェルだけで仕上げは慎重にふき取るだけでも大丈夫だと思います。
買ったはいいけど痒みが出てしまって使えなかった…となるとあまり効果なものは手が出しづらいですが、このくらいの価格だと手が出しやすいですよね。
価格はもちろん、浮きにくさ、扱いやすさも優秀なグレースジェルですが残念ながら私はカラージェルは痒みが出てしまいました…。
カラージェルはagehaジェル、マオジェル
agehaジェル
agehaジェルは歯科に使われる材料などから作られているそうで、こちらもアレルギーが出ませんでした。一番お気に入りのカラーは111番。かなりシアーな明るめベージュで万能カラーです。カラーバリエーションもかなり豊富なので、好きな色が絶対に見つかるはず。ただラメの入ったグリッターミックスシリーズはなぜか痒みが出てしまいました。
マオジェル
マオジェルはインスタグラムを見て色味がとても気に入ったのでダメもとで購入してみたのですが、こちらもアレルギーが出にくかったです。こちらは楽天やAmazonから購入することはできず、マオジェル公式サイトからのみの購入となります。また販売期間が年に3、4回でほどで完全受注生産、注文から届くまで3ヶ月というなかなか買いにくい商品ですが、すぐに欲しいという方はメルカリなどでも売られていたりするのでそちらから買うのもありかもです。手元がきれいに見える、というのをコンセプトとしているため、奇抜なカラーなどはなくカラバリはそんなに多くないです。オフィスネイルやシンプルなネイルが好きな方にはかなりおすすめです。ハズレ色が本当にないです。
ジェルの成分で気を付けたいポイント
アレルギー成分が色々と含まれている割になかなかジェルって成分がすべて記載されているものって少ないんですよね…。なんでだろう。
特に気を付けたいのが「HEMA」と「アクリル酸」。必ずしもこれにアレルギー反応を起こすわけでなくともこれが原因の方も多いと思います。
アレルギーが起きにくいと謳っているジェルは大体HEMAが入っていないです。
私は詳しいアレルギーの検査をしたわけではないのですが、紫外線、アセトンではアレルギーが起きず、HEMA、強酸(アクリル酸)でアレルギーが発症します。
施術時の注意点
とにかく皮膚につかないようにすること
塗布する際に際まで攻めたくなる気持ちはわかりますが、アレルギーが心配な方は少し皮膚から離した方が賢明です。知らないうちに筆についてしまってそれを触ってしまうなんてこともあるので気を付けましょう。
プレパレーション(下処理)の際に皮膚を傷つけない
下処理として甘皮のケアやサンディングをする際に皮膚を傷つけてしまうと、そこからアレルギー物質がもろ入り込むため注意が必要です。傷付いていないと思いきや目に見えない傷、浅い傷のため痛みがなくわかりづらい場合も。甘皮は押し上げすぎない、不安ならジェルをのせる3日ほど前に済ませておく、ノンサンディングジェルを使うといった方法もおすすめです。
過度なネイルチェンジは禁物
やはり短期間でのネイルチェンジはかなり爪にも負担がかかりますし、アレルギーも出やすいです。多くても月に一度ほどにしましょう。
一番美しいのは健康!
ここまで書いておいてなんですが、やはり健康一番です。どんなにネイルがきれいでもその周りの皮膚が赤くただれてしまったり水泡ができてしまっては元も子もないですよね。
あきらめきれない気持ちは痛いほどわかります。少しチャレンジしてみてそれでもダメならジェルはあきらめてケアやポリッシュのみでネイルを楽しむ!という切り替えも大事です。
ここで紹介したものはあくまでも私がアレルギーを起こさなかったジェルというだけで、すべての人にアレルギーが出ないわけではありません。参考程度にしていただけたら幸いです。